AI研修法人 | 15-04 · AI活用開発

AI APIと構造化出力

リクエスト/型検証/タイムアウト/利用量

標準 180 分・休憩別LEVEL 3解説・演習・解答付き
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解答は開いた部分のみ印刷されます。講師メモは印刷対象外です。

COURSE OVERVIEW

講座の目的と修了基準

模擬APIまたは承認済み環境で分類処理を作る

対象と前提

エンジニア・技術担当

プログラミング・Git・HTTPの基礎と02分野相当

成果物と到達基準

サンプル実装と実行記録

不正形式・制限・通信失敗を処理できる

SECTION 01

1. 解説本文

AI APIの結果を業務処理へ渡すときは、出力が指定形式に見えるだけでは不十分です。JSONとして読めるか、必須項目があるか、型と許可値が正しいかを検証します。拒否や未回答も状態として扱います。

通信失敗と内容不正は分けます。一時的な失敗には回数を制限した再試行を検討し、入力不正を無限に再送しません。認証情報は環境側で管理しログへ出さない構成にします。

失敗しやすい点

JSONが読めたことを意味の正しさや安全性の保証にしないこと。

SECTION 02

2. 配布資料

以下は研修用の架空ケースです。この内容だけで演習を始められます。

模擬出力Aは{"category":"billing","summary":"請求の質問"}、Bは{"category":"unknown","summary":3}、Cは不正JSON。許可分類はbilling・shipping・otherです。

追加の演習素材

Python教材の実行方法は演習素材フォルダの「使い方.txt」を参照してください。

SECTION 03

3. 実践演習

添付api_mock.pyで3出力を検証し、採用・要確認・形式不正へ分けてください。

  1. 最初は模範解答を閉じ、配布資料だけを読んで「確定していること」「分からないこと」を書き分けます。
  2. 演習課題に対する自分の案を作ります。計算課題は小さな値を手計算し、設計課題は正常時と例外時の流れを描きます。
  3. 承認されたAI環境がある場合は、下の入力例をそのまま使い、結果を保存します。ない場合も配布資料と例題で判断を練習できます。
  4. 次の点を重点確認します。「JSONが読めたことを意味の正しさや安全性の保証にしないこと。」元資料と照合し、誤り・未確認・改善点を区別します。
  5. 相互レビュー後に修正し、模範解答と比較します。模範解答と表現が違っても、根拠と条件が一致していれば採用できます。
  6. 発展演習では、資料の数値・期限・権限・例外のうち一つを意図的に変更し、どの部分の答えが変わるかを予測して再実行します。変更条件は元資料とは別に記録します。

そのまま使える入力例

目的:AI APIと構造化出力の演習を行います。 使用資料: 模擬出力Aは{"category":"billing","summary":"請求の質問"}、Bは{"category":"unknown","summary":3}、Cは不正JSON。許可分類はbilling・shipping・otherです。 依頼:添付api_mock.pyで3出力を検証し、採用・要確認・形式不正へ分けてください。 条件:資料の事実と仮説を区別してください。資料にない数値・規則・実績を事実として追加しないでください。不明な点は未確認とし、確認先または確認方法を示してください。 出力:成果物案、その根拠、未確認事項、採用前の点検項目に分けてください。 評価の重点:不正形式・制限・通信失敗を処理できる。

記入用ワークシート

講座ID:15-04 受講者:       実施日: 1. 今回の目的を一文で: 2. 資料で確定している事実(3点以上): 3. 資料では分からないこと: 4. 自分が最初に考えた回答・設計: 5. 入力した指示と出力、または机上検討の結果: 6. 点検した結果・計算式・根拠箇所: 7. 修正した内容とその理由: 8. 最終成果物:サンプル実装と実行記録 9. 残った疑問と確認担当: 10. 作業  分/確認  分/修正  分: 11. 自分の業務で試す範囲と確認日:

到達基準:不正形式・制限・通信失敗を処理できる

SECTION 04

4. 模範解答と理解確認

演習の模範解答・考え方を開く

Aのみ採用。Bは許可値外かつ要約が文字列でないため内容不正、Cは形式不正です。コードは外部APIへ接続せず検証部分を練習します。実接続ではタイムアウトや課金上限等を使用サービスに合わせて設計します。

JSONが読めたことを意味の正しさや安全性の保証にしないこと。

表現の一致ではなく、根拠・条件・判断の一致を確認してください。

問1

summaryが文字列なら事実確認は不要ですか。

問1の解答

必要です。型検証と内容の正しさは別です。

問2

この演習の回答を採用する前に、一番注意して確認する点は何ですか。

問2の解答

JSONが読めたことを意味の正しさや安全性の保証にしないこと。

問3

本講座の成果物で満たすべき条件を自分の言葉で説明してください。

問3の判定基準

不正形式・制限・通信失敗を処理できる。自分の成果物の該当箇所を示して説明します。

SECTION 05

5. 講師用メモ

時間配分・指導の重点・採点を開く
目的・前提を確認:15分 解説本文と例題:35分 講師実演:25分 演習・例外の追加:75分 相互レビュー:20分 確認問題と振り返り:10分
指導の重点:ログに原文や秘密が残らないかも確認項目に加える。 開始時の問い:「summaryが文字列なら事実確認は不要ですか。」への仮回答を先に書かせ、最後に理由が変わったか確認します。 実演:配布資料を示す→初稿を作る→「JSONが読めたことを意味の正しさや安全性の保証にしないこと。」を点検する→修正する、の順で見せます。 相互レビュー:原資料に戻って説明できるか、未確認を埋めていないか、合格条件を満たすかを確かめます。 固有の到達基準:不正形式・制限・通信失敗を処理できる。 採点:目的適合・根拠確認・安全性・再現性・業務への適用を各0〜4点。合計14点以上、根拠確認と安全性は各3点以上を修了の目安とします。 0=欠落または重大な誤り、1=大幅な支援が必要、2=一部修正が必要、3=自立して満たす、4=例外も検証し説明できる。 未達時:誤った箇所を本人に特定してもらい、資料の一条件を変更した別例で再提出してもらいます。 時間が余る場合:例外条件を追加し、別の受講者が手順を再現する試験を行います。 時間が不足する場合:発展演習を宿題へ回し、原資料との照合と確認問題は省略しません。 操作環境なしで受講した場合:知識・設計の到達と実操作の到達を区別して記録します。 持ち帰り:1週間以内に承認された一業務へ試用。作業・確認・修正時間と誤りを記録し、翌週に振り返ります。
SECTION 06

6. 参考・出典

本講座のケース、数値、設問、解答例は研修用のオリジナル教材です。

参考確認日:2026年10月6日。演習例は実在企業の実績や実際の制度を示すものではありません。サービスの画面・機能・利用条件は開催時に確認してください。