COURSE OVERVIEW
講座の目的と修了基準
架空職種の質問と評価基準を設計する
対象と前提人事・採用・教育担当・管理職
02・03分野相当
成果物と到達基準構造化面接シート
AIによる合否自動判定にせず根拠を人が評価する
SECTION 01
1. 解説本文
面接の基準は、職務で必要な行動へ結び付けます。印象的な話し方と仕事の能力を混同せず、過去の行動、工夫、結果を具体的に聞きます。共通質問を使うと比較の土台をそろえられます。
AIは質問案や記録整理を補助できますが、候補者の適性や合否を出力だけで確定しません。評価には発言の根拠と人による検討を残します。候補者の個人情報は演習に使いません。
失敗しやすい点
流暢さをそのまま高得点にせず、職務に必要な行動で評価します。
SECTION 02
2. 配布資料
以下は研修用の架空ケースです。この内容だけで演習を始められます。
架空職種は受注入力。必要行動はミスを発見した際の確認と報告。候補者例A「まず注文書と照合し担当に確認」、B「たぶん正しい数字に直す」。
SECTION 03
3. 実践演習
質問3つと0〜2点の評価基準を作り、A・Bを仮評価してください。
- 最初は模範解答を閉じ、配布資料だけを読んで「確定していること」「分からないこと」を書き分けます。
- 演習課題に対する自分の案を作ります。計算課題は小さな値を手計算し、設計課題は正常時と例外時の流れを描きます。
- 承認されたAI環境がある場合は、下の入力例をそのまま使い、結果を保存します。ない場合も配布資料と例題で判断を練習できます。
- 次の点を重点確認します。「流暢さをそのまま高得点にせず、職務に必要な行動で評価します。」元資料と照合し、誤り・未確認・改善点を区別します。
- 相互レビュー後に修正し、模範解答と比較します。模範解答と表現が違っても、根拠と条件が一致していれば採用できます。
- 発展演習では、資料の数値・期限・権限・例外のうち一つを意図的に変更し、どの部分の答えが変わるかを予測して再実行します。変更条件は元資料とは別に記録します。
そのまま使える入力例
目的:面接質問と評価の整理の演習を行います。
使用資料:
架空職種は受注入力。必要行動はミスを発見した際の確認と報告。候補者例A「まず注文書と照合し担当に確認」、B「たぶん正しい数字に直す」。
依頼:質問3つと0〜2点の評価基準を作り、A・Bを仮評価してください。
条件:資料の事実と仮説を区別してください。資料にない数値・規則・実績を事実として追加しないでください。不明な点は未確認とし、確認先または確認方法を示してください。
出力:成果物案、その根拠、未確認事項、採用前の点検項目に分けてください。
評価の重点:AIによる合否自動判定にせず根拠を人が評価する。
記入用ワークシート
講座ID:09-02 受講者: 実施日:
1. 今回の目的を一文で:
2. 資料で確定している事実(3点以上):
3. 資料では分からないこと:
4. 自分が最初に考えた回答・設計:
5. 入力した指示と出力、または机上検討の結果:
6. 点検した結果・計算式・根拠箇所:
7. 修正した内容とその理由:
8. 最終成果物:構造化面接シート
9. 残った疑問と確認担当:
10. 作業 分/確認 分/修正 分:
11. 自分の業務で試す範囲と確認日:
到達基準:AIによる合否自動判定にせず根拠を人が評価する
SECTION 04
4. 模範解答と理解確認
演習の模範解答・考え方を開く
質問はミス発見時の行動、確認相手、不明時の扱い。0点は推測で確定、1点は確認するが方法が曖昧、2点は原本と照合し担当確認・記録。Aは2点候補、Bは0点候補。追加質問で行動を確認し、一問で合否は決めません。
流暢さをそのまま高得点にせず、職務に必要な行動で評価します。
表現の一致ではなく、根拠・条件・判断の一致を確認してください。
問1
AIが高評価した候補者を自動採用してよいですか。
問1の解答
いいえ。定めた手続きで人が複数の根拠を確認します。
問2
この演習の回答を採用する前に、一番注意して確認する点は何ですか。
問2の解答
流暢さをそのまま高得点にせず、職務に必要な行動で評価します。
問3
本講座の成果物で満たすべき条件を自分の言葉で説明してください。
問3の判定基準
AIによる合否自動判定にせず根拠を人が評価する。自分の成果物の該当箇所を示して説明します。
SECTION 05
5. 講師用メモ
時間配分・指導の重点・採点を開く
目的と業務の接点:10分
解説本文と例題:25分
講師実演:15分
演習と修正:45分
相互レビュー:15分
確認問題と振り返り:10分
指導の重点:得点の理由を発言の引用ではなく該当行動との対応で説明させる。
開始時の問い:「AIが高評価した候補者を自動採用してよいですか。」への仮回答を先に書かせ、最後に理由が変わったか確認します。
実演:配布資料を示す→初稿を作る→「流暢さをそのまま高得点にせず、職務に必要な行動で評価します。」を点検する→修正する、の順で見せます。
相互レビュー:原資料に戻って説明できるか、未確認を埋めていないか、合格条件を満たすかを確かめます。
固有の到達基準:AIによる合否自動判定にせず根拠を人が評価する。
採点:目的適合・根拠確認・安全性・再現性・業務への適用を各0〜4点。合計14点以上、根拠確認と安全性は各3点以上を修了の目安とします。
0=欠落または重大な誤り、1=大幅な支援が必要、2=一部修正が必要、3=自立して満たす、4=例外も検証し説明できる。
未達時:誤った箇所を本人に特定してもらい、資料の一条件を変更した別例で再提出してもらいます。
時間が余る場合:例外条件を追加し、別の受講者が手順を再現する試験を行います。
時間が不足する場合:発展演習を宿題へ回し、原資料との照合と確認問題は省略しません。
操作環境なしで受講した場合:知識・設計の到達と実操作の到達を区別して記録します。
持ち帰り:1週間以内に承認された一業務へ試用。作業・確認・修正時間と誤りを記録し、翌週に振り返ります。
SECTION 06
6. 参考・出典
本講座のケース、数値、設問、解答例は研修用のオリジナル教材です。
参考確認日:2026年10月6日。演習例は実在企業の実績や実際の制度を示すものではありません。サービスの画面・機能・利用条件は開催時に確認してください。