COURSE OVERVIEW
講座の目的と修了基準
架空の申請規程を案内文と受付チェック表にする
対象と前提
総務・経理・管理部門
02・04・06分野相当
成果物と到達基準
案内とチェック表
期限・提出先・例外が原資料と一致する
SECTION 01
1. 解説本文
社内申請の案内は、対象、条件、必要項目、提出先、期限をそろえます。例外は最後に隠すのではなく、該当者が見つけられる場所に置きます。チェック表は受付担当と申請者の両方に役立つ構造にします。
不備を指摘する際は、何が足りず、どこを直せば受け付けられるかを示します。AIによる整形で規程の承認条件を変えないよう、原文との対応を点検します。
失敗しやすい点
金額の境界と税込・税別を落とさないこと。
SECTION 02
2. 配布資料
架空規程:備品購入は品名・数量・用途・税込見積を提出。3万円以下は課長承認、3万円超は部長承認。緊急購入は事前に総務へ相談。
SECTION 03
3. 実践演習
申請者向け案内と受付チェック表を作ってください。
- 最初は模範解答を閉じ、配布資料だけを読んで「確定していること」「分からないこと」を書き分けます。
- 演習課題に対する自分の案を作ります。計算課題は小さな値を手計算し、設計課題は正常時と例外時の流れを描きます。
- 承認されたAI環境がある場合は、下の入力例をそのまま使い、結果を保存します。ない場合も配布資料と例題で判断を練習できます。
- 次の点を重点確認します。「金額の境界と税込・税別を落とさないこと。」元資料と照合し、誤り・未確認・改善点を区別します。
- 相互レビュー後に修正し、模範解答と比較します。模範解答と表現が違っても、根拠と条件が一致していれば採用できます。
- 発展演習では、資料の数値・期限・権限・例外のうち一つを意図的に変更し、どの部分の答えが変わるかを予測して再実行します。変更条件は元資料とは別に記録します。
そのまま使える入力例
目的:社内申請と案内の標準化の演習を行います。
使用資料:
架空規程:備品購入は品名・数量・用途・税込見積を提出。3万円以下は課長承認、3万円超は部長承認。緊急購入は事前に総務へ相談。
依頼:申請者向け案内と受付チェック表を作ってください。
条件:資料の事実と仮説を区別してください。資料にない数値・規則・実績を事実として追加しないでください。不明な点は未確認とし、確認先または確認方法を示してください。
出力:成果物案、その根拠、未確認事項、採用前の点検項目に分けてください。
評価の重点:期限・提出先・例外が原資料と一致する。
記入用ワークシート
講座ID:10-01 受講者: 実施日:
1. 今回の目的を一文で:
2. 資料で確定している事実(3点以上):
3. 資料では分からないこと:
4. 自分が最初に考えた回答・設計:
5. 入力した指示と出力、または机上検討の結果:
6. 点検した結果・計算式・根拠箇所:
7. 修正した内容とその理由:
8. 最終成果物:案内とチェック表
9. 残った疑問と確認担当:
10. 作業 分/確認 分/修正 分:
11. 自分の業務で試す範囲と確認日:
到達基準:期限・提出先・例外が原資料と一致する
SECTION 04
4. 模範解答と理解確認
演習の模範解答・考え方を開く
案内は必要4項目と承認区分、緊急時の相談を記載。チェック表は項目の有無、税込金額、承認者、緊急該当。3万円ちょうどは課長、30001円は部長。緊急なら無承認購入可とは書きません。
金額の境界と税込・税別を落とさないこと。
表現の一致ではなく、根拠・条件・判断の一致を確認してください。
問1
税込3万円の申請を部長承認必須にできますか。
問1の解答
この架空規程では課長承認です。条件を正確に適用します。
問2
この演習の回答を採用する前に、一番注意して確認する点は何ですか。
問2の解答
金額の境界と税込・税別を落とさないこと。
問3
本講座の成果物で満たすべき条件を自分の言葉で説明してください。
問3の判定基準
期限・提出先・例外が原資料と一致する。自分の成果物の該当箇所を示して説明します。
SECTION 05
5. 講師用メモ
時間配分・指導の重点・採点を開く
目的と業務の接点:10分
解説本文と例題:25分
講師実演:15分
演習と修正:45分
相互レビュー:15分
確認問題と振り返り:10分
指導の重点:境界の3件を出し、同じ基準で判断できるか確認する。
開始時の問い:「税込3万円の申請を部長承認必須にできますか。」への仮回答を先に書かせ、最後に理由が変わったか確認します。
実演:配布資料を示す→初稿を作る→「金額の境界と税込・税別を落とさないこと。」を点検する→修正する、の順で見せます。
相互レビュー:原資料に戻って説明できるか、未確認を埋めていないか、合格条件を満たすかを確かめます。
固有の到達基準:期限・提出先・例外が原資料と一致する。
採点:目的適合・根拠確認・安全性・再現性・業務への適用を各0〜4点。合計14点以上、根拠確認と安全性は各3点以上を修了の目安とします。
0=欠落または重大な誤り、1=大幅な支援が必要、2=一部修正が必要、3=自立して満たす、4=例外も検証し説明できる。
未達時:誤った箇所を本人に特定してもらい、資料の一条件を変更した別例で再提出してもらいます。
時間が余る場合:例外条件を追加し、別の受講者が手順を再現する試験を行います。
時間が不足する場合:発展演習を宿題へ回し、原資料との照合と確認問題は省略しません。
操作環境なしで受講した場合:知識・設計の到達と実操作の到達を区別して記録します。
持ち帰り:1週間以内に承認された一業務へ試用。作業・確認・修正時間と誤りを記録し、翌週に振り返ります。
SECTION 06
6. 参考・出典
本講座のケース、数値、設問、解答例は研修用のオリジナル教材です。